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神戸ウォーターフロントアートプロジェクト第1弾

神戸ポートタワー
プロジェクションマッピング

3作品目のテーマは、船旅の意味を持つ「Voyage」。
プロジェクターから映し出される光によって、ポートタワーのある神戸港を出発し、
いろいろな「神戸」の姿をめぐる船旅が始まります。
神戸市の植物である山茶花や紫陽花にフューチャーしたシーンや、
異人館街・旧居留地などの名所をグラフィカルに再構築したシーンなど、
多様性を特徴とする神戸市の様々な姿を「船旅」といういつもとは違った形で表現することで、
新たな一面を感じていただけるような作品になっています。
前作でも登場した神戸ウォーターフロントアートプロジェクト オリジナルデザインの
クジラが再登場しますので、ぜひご覧ください。

実施期間
2022年8月5日(金)~2023年1月18日(水)
矢印
矢印
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【1】旅の予感
01/09
聞こえてくる鼓動の音とともに、ポートタワーを覆う幕に波動が走ります。
それはこれから始まる光の船旅を予感させるとともに、ご鑑賞される方々を旅の入口へと誘います。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【2】出航の祝い
02/09
幕の奥から現れたのは船を象徴するガラスの浮き玉。
リズムに合わせ、色とりどりのしぶきが舞い上がり、「光の船旅」の出航を祝います。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【3】旅のはじまり
03/09
ガラスの浮き玉が次々と変化していく様を、多種多様な姿を持つ神戸の街にたとえ、様々な光の世界を巡る船旅のはじまりを表現しています。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【4】光の花・木の世界
04/09
神戸市の花である紫陽花と、神戸市の木である山茶花をグラフィカルに表現。
ゆかりある光の植物たちが船旅の行く末を見届けます。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【5】光の街の世界
05/09
神戸の特徴の一つである、個性豊かな街の風景がイラストレーション風にデザインされて映し出されます。
見覚えのある建物たちの扉や窓をくぐり抜けながら、次々と神戸の名所を巡っていきます。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【6】光の回廊の世界
06/09
ガレリアと呼ばれるアーチ型構造体が連なった回廊を巨大なポートタワーに合わせてオリジナルデザインし、奥行き感あるアニメーションとともに投影します。
光の旅を通じて、美しさだけではなく、未来への希望も表現しています。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【7】光の夏の世界
07/09
ポートアイランドに咲き誇るひまわりをメインモチーフに、
1日の時間の移り変わりによって表情を変える夏の姿を表現。
可愛らしい音楽とおもちゃのような世界観を楽しみながら、夏ならではの旅が続いていきます。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【8】光の海の世界
08/09
ポートタワーのある港の海に前作でも登場した神戸ウォーターフロントアートプロジェクト オリジナルデザインのクジラが再登場し、光の海の世界を一緒に回遊します。
大量に注がれた水は、気づくと海に姿を変え、船はクジラに導かれるように、旅の終わりに近づきながら、ポートタワーの元へ泳ぎ進んでいきます。
神戸ポートタワー プロジェクションマッピング
【9】新たな旅のはじまり
09/09
光の旅はここで終わりを迎え、リズミカルに打ち上げられたたくさんの花火が完成を待つポートタワーと神戸市の、新たな旅の始まりを祝します。

制作スタッフ

  • シムディレクト・タケナカ
    シムディレクト・タケナカ
    プロデュース
    シムディレクトは、1926 年から映写機メーカーとしてスタートしたタケナカから派生した企画・プロデュース集団。
    シムディレクトのプロデュース力、タケナカの高度な映像技術力とコンテンツ制作力を掛け合わせ、 スペース価値創造を追及する、 Real & Virtual Experience Provider 。
  • 志満津  勇馬
    志満津 勇馬 (しまづ ゆうま)
    クリエイティブディレクター
    日本映画大学にて編集技術を中心に映画を学び、卒業後は吹田スタジアムプロジェクションマッピングや新江ノ島水族館内空間演出などのプロジェクトに参加。
    2019年には多様な演出を体験したいという思いから国内外を旅し、様々なメディアアートに触れる。
    現在は、その経験を活かしつつ、体験・体感を主軸に、色々な角度から空間、映像演出を行う。
  • 佐藤 亘
    佐藤 亘 (さとう わたる)
    作曲家
    5歳よりピアノを始め、浜松学芸高校吹奏楽コース、大阪音楽大学作曲学部へと進む。
    在学中よりコンピュータによる作曲を独学で始め、フランス印象派の和声感と純邦楽の「間」に強く影響を受け、和楽器と西洋音楽のための作品を多数制作。
    リオ五輪・東京五輪 アーティスティックスイミングやテレビCM、VP、イベント音楽等にて、コンポーザー、アレンジャーとして活動中。
  • 垣花 誠
    垣花 誠 (かきはな まこと)
    グラフィックデザイナー
    1998年にイラストレーターとして活動開始。
    2000年に五次元図案構成をメンバーで立ち上げグラフィックデザインに比重を移す。2015年独立。「マトリックス レザレクションズ」パンフレットや、UNIQLO UTデザイン、三代目 J soul Brothers ポスターデザインなど、主にエンターテインメント周辺で映画パンフレット、CD/DVDジャケット、アパレルなど商品になるデザインを主に幅広く制作。
  • 志氣 慶二郎
    志氣 慶二郎 (しき けいじろう)
    グラフィックデザイナー
    1998年イラストレーターとして活動を始め、アートディレクターとして、印刷物・映像・アパレル・WEBなどのデザインを手がける。
    2000~2014年には、デザイナーユニット五次元図案構成に参加。
    2015年から自身のデザイン事務所「SLOWSTARTER」を始動し、映画「ブレードランナー2049」「TENET」「DUNE」など、話題の大型作品のパンフレットデザイン等を務める。